トイレに詰まる物には意外なものもある

トイレは時として、なんらかの原因によって詰まってしまうことがあります。これはある意味でトイレの宿命とも言えるべき現象で、どれだけ気をつけて使用していたとしても詰まりを発生させてしまうことが起こり得るのです。そんなトイレの詰まりを生じさせる原因としては排便やトイレットペーパーなど本来トイレで流す以外のもの、よくある例としては携帯電話や子供の玩具などがありますが、実はトイレに詰まる物にはこれらではなく意外なものもあります。

その意外なものの一例として挙げられるのが、私たち自身の排便です。排便がトイレを詰まらせるというと、「トイレに排便が詰まってしまうとトイレの意味が無いではないか?」と思ってしまうことでしょう。しかし、現実にこの排便そのものがトイレを詰まらせる現象は起こりえます。

では、なぜトイレが自分の排便で詰まってしまうのか?それは排便の量が多かった場合、もしくは排便の質が硬く、トイレの配管を詰まらせてしまうだけの要素が揃っていたような場合などが理由として考えられます。普通の便であったり、軟便であれば水と親和して溶ける傾向にありますので、それほどトイレを詰まらせてしまうリスクは無いですが、硬い便や大量の便であればトイレの中に溜められている水と親和しないですのでトイレを詰まらせるリスクと確率を高めるのです。排便がトイレを詰まらせてしまう背景には、このような理由があるのです。

排便がトイレを詰まらせるなんて、それを経験したことが無い人は予想外と思われるでしょうし、経験をした人も自分の排便がトイレを詰まらせているという事実を受け入れられ無いと思います。しかし、このようなトイレの詰まり方というトラブルは現実に起こり得ること、そしてそのトラブルが起こる背景には上記のような理由があることを踏まえておき、排便が原因でトイレが詰まるトラブルが起こったとしても取り乱さ無いようにしましょう。